性病治療/STD検査
性行為(オーラルセックス含)によって感染するウィルス性の病気を性感染症と言います。一般的には性病と言います。
英語表記でsexually transmitted diseaseの為、略して「STD」とも言われます。
性感染症は基本的に自然発生する病気ではなく、自然治癒もほぼなく、また感染するとパートナーや家族にうつしてしまう恐れがあります。感染経路は、性感染症の方と性的な接触があった場合の他、口・血液・陰毛などの接触があげられます。
自覚症状(痛み・かゆみ・腫れ・違和感・排尿障害等)があるものだけでなく自覚症状がないものもございますので、もしかしたら感染したのではないかと疑うようなことがあれば、早期に性病検査または性病治療を受けるようにしてください。また、性病はピンポン感染と言って、パートナーと同時に治療しなければ、お互いにうつしあう結果となります。性病の予防法はコンドームの装着、包茎治療が効果的です。
包茎と性病の関係
包茎でなければ絶対に性病にならないわけではありませんが、当院に性病治療で来院頂く患者様のほとんどが仮性包茎の状態です。包茎の場合、平常時に亀頭が覆われており尿や汗が乾きづらく湿気の多いため、菌の繁殖しやすい不潔な状態になります。衛生面の改善で包茎手術は今後の性病予防、性病再発防止になります。
当院で検査可能な性病一覧
当院は守秘義務を厳守しておりますので、第三者(ご家族含む)に検査結果や治療内容等を開示することはございませんのでご安心ください。(ご本人が開示希望の場合は除く)
- 淋病 尿検査
- クラミジア 尿検査(抗原) 血液検査(抗体)
- HIV(エイズ) 血液検査
- B型肝炎 血液検査
- C型肝炎 血液検査
当院で治療可能な性病一覧
淋菌・淋病(尿道炎) |
性交やオーラルセックス(フェラチオ)により感染します。淋菌が増殖し、尿道炎を引き起こします。主な症状は排尿痛があり、尿道から黄色や白色の膿が出ます。また精巣(睾丸)の腫れや残尿感、むず痒さを感じる場合もあります。潜伏期間は、性行為後1日~10日間。また、淋菌に感染している場合、クラミジアに同時感染している可能性が高くなります。治療方法は抗生剤注射で一度で終わります。 |
クラミジア菌(尿道炎) |
性交やオーラルセックス(フェラチオ)により感染します。クラミジアトラコマチス菌が増殖し、尿道炎を引き起こします。日本では一番多い性病とも言われております。自覚症状がほとんどなく症状がある場合は尿道から透明の膿が出ます。残尿感、むず痒さを感じる場合もあります。潜伏期間は、性行為後3日~3週間。また、クラミジアに感染している場合、HIV感染率が3~5倍になると言われております。治療方法は内服薬を3日服用します。 |
尖圭コンジローム
伝染症軟属腫 |
ウイルスが原因となって陰茎包皮や亀頭、陰嚢、下腹部に出来るブツブツやイボです。痛みやかゆみはほとんどありません。潜伏期間は最大で尖圭コンジロームが6ヶ月、伝染症軟属腫は2か月と言われております。治療方法は電気メスで除去します。
詳しくはこちら≫ペニス(亀頭・陰茎)ぶつぶつ・イボ除去 |